教育活動 | 桜美林幼稚園

桜美林幼稚園では、ご家庭との連携を図りながら幼稚園における生活を通してさまざまな体験を積み重ねる中で、生活習慣を身につけ、自立心とともに健康な心と身体を育て、人格形成の基礎を養います。

結果だけでなく、そこに至る過程を大切にしています。心が動く多様な体験が一人ひとりの心の栄養となるよう寄り添いながら見守ります。子どもは周囲から愛されている実感の中で安心して育ちます。

自分の頭で考え自分の言葉で話し行動できること、自分をコントロールし周りの人の思いと折り合いをつけられる力を身につけていくことを目指します。

キリスト教保育を通して、感謝する心、他者に対する優しい豊かな心、助け合いの心を育てます。

挨拶、手洗い、うがい、着替え、食事、排せつなどの基本的生活習慣も、日々の丁寧な繰り返しによって自然な自立を目指します。

生活は異年齢クラスで過ごします。共に育ちあうことを目的としています。活動によっては発達の違いを考慮し、横割りクラスとなります。
クラスでは自由または一斉で絵画製作や園庭遊び、ごっこ遊び、園外保育、集団ゲーム、行事などを行います。様々なプログラムを通して協同的な遊びや学びを経験します。

教育全般のベースになる取り組みで、週2日モンテッソーリの教具や副教材を使ったおしごと（活動）をします。各自好きな活動を選び、好きなだけ繰り返せる自由の中で、自分の意思で行動を決める力や集中力が育ち、次第に心と体が一致して成長へ向かう鍵を手に入れます。

ネイティブスピーカーによる英語のレッスンを週1回行っています。文化の違い、ことばの面白さや表現力を通して国際感覚を身に付けていきます。聴力の敏感な幼児期の発音は驚くほどよく、外国のお客様や大学の留学生が見学に来られた時は自然に挨拶する姿が見られます。

幼児体育専門の講師がレッスンします。体系化されたメソッドにより、幼児期に必要なすべての動きを体験します。身体を動かす心地よさを知り、心身ともに調和のとれた成長発達を促します。

音楽を通して豊かな感性と表現力の芽生えを養い、心身の健やかな発達を図ります。

野菜の栽培や芋ほり、楽しいクッキング、お弁当や給食を通して、食育を行っています。多様な食体験は、美味しさや楽しさを皆と共有することで、体の栄養だけでなく心が豊かに育まれます。

園庭では素足にわらじを履いています。冬もわらじで遊び、足裏を鍛えます。寒くてもしっかり足指を使うことで、足裏の形成が促進され、たくましく丈夫な身体になっていきます。

夏は園庭にプールを設置し、楽しみながら水に親しむ指導を行っています。

園庭から続く道を登って行くと学園所有の自然豊かな丘（お山）に出ます。四季の移ろいを肌で感じ、のびのびと遊びながら自然への愛着が育っていきます。

総合学園だからこそできる充実した環境があります。学園の保有する大学や中学・高等学校の施設や人材を活用しながら、教育活動を行います。