心の教育
毎日の生活は、祈ることから始まります。「手を合わせ、目を閉じて…」クラスのみんなが心を合わせて礼拝を守り1日が始まります。 年間を通して、キリスト教暦に沿った行事があります。月に2回、チャプレン(宗教主任・牧師)による礼拝が献げられます。 クリスマスや花の日、収穫感謝礼拝をとおして、人を愛し、生命の尊さを知り、感謝と思いやりの心を育てます。
愛に包まれ育つ
学園創立者の清水安三先生は、「学園はひとつの大家庭である。いかなる場合であっても互いに愛し合うこと、親切は桜美林の学風である」と述べています。
この理念を引き継ぎ、幼稚園は園児、保護者、教職員が一つの家族であり、共に生きる、共に育つ事を大切にしています。
教職員一同、愛情をもって一人ひとりの育ちを見守ります。子どもたちはそのような中で、安心して成長していきます。
健やかに育つ
園舎に隣接して、豊かな自然に恵まれた学園が所有する里山があります。天気の良い日には、広い野原で子どもたちは思い思いに遊びます。
園庭で遊ぶときは、年間を通して素足に「わらじ」で遊びます。足の指で鼻緒をつかむことで足指全体に力が入り、地面をしっかりとつかむ事ができるようになります。
足裏の健康は姿勢や全身の成長に影響します。成長期にわらじを履くことで、土踏まずの形成や浮足の予防になることが科学的根拠に基づき実証されています。わらじ保育は、30年以上続く桜美林幼稚園の伝統です。
本物にふれる
桜美林幼稚園では、「幼い頃から本物に触れさせたい」という願いから、中学校、高等学校、大学と連携して、専門の講師によるユニークな授業を行っています。
これらの独自の取り組みは、本物に触れ、さまざまな経験や人との触れ合いを通して、子どもたちの心身の健全な成長や、社会性や知的好奇心などを伸ばすことを目指しています。
総合学園の魅力
中高、大学院まである総合学園だからこそできる学びがあります。学園の持つ人的資源や施設を活かして教育・保育にあたります。大学教員による顕微鏡観察や国際理解教育、外国人留学生との交流、広々とした体育館、グラウンド、里山など、教育機会や施設も充実しています。保護者には、子育て支援講演会や子育て相談室、大学図書館利用など自由に参加できる行事や機会があります。桜美林幼稚園は子どもだけでなく大人もともに育つ幼稚園を目指しています。
桜美林カリキュラム
この時期の子どもは、多くの事柄や物事を吸収します。幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿について、成長の段階により「宗教」、「健康」、「人間関係」、「環境」、「言葉」、「表現」の6領域にわたり独自のカリキュラムを配置し、小学校との接続についても体系的なカリキュラムの中で子どもの育ちに寄り添っています。カリュラムは絶えず見直し、最適な教育プログラムを提供しています。